マイティ・ソーの二作目。
ソーの一家がロキを絡めずに崩れていき、
結果的にロキと共闘していく流れが
面白かった。
今回はダークエルフ・マレキスという
敵と惑星直列の瞬間を巡って戦う、
スケールの大きな物語。
あちこちに転移しながらのバトル、
途中で地下鉄に乗ったりするアイディアが
良かった。
だが見所はアベンジャーズに続いて
食えない男、ロキのブレっぷりだろう。
ソーとの口喧嘩や連携プレイ、表裏が
あり過ぎてここまで真意が読めない
一応「悪役」も珍しい。
彼を出すだけでいくらでもヒーロー映画の
話が作れそうな、愛すべき曲者であろう。
