ダイセロス森本

愛情は深い海の如くのダイセロス森本のレビュー・感想・評価

愛情は深い海の如く(2011年製作の映画)
3.3
優しい顔して、女性に愛を与えたと錯覚させて、また優しい顔して振り払う。最後は怒鳴って、やっと自分の顔を見せたところでいなくなる、そんな男を演じるトム・ヒドルストン。やっぱり足長い。
そんな男に恋をしてしまう人妻の話。夫も良く、何不自由なく暮らしているのに…ねえ。

あの最後、彼を旅立たせた喪失感と共に溢れる自信のようなもの、彼女はここから生きていくのか、もう一度自ら死を選ぶからこその笑顔なのか…?
アパートメントの横にある焼けたばかりの瓦礫が、何を見せたかったのか。

ちょっと大人の顔してみたけれど、独身なのに不倫なんて更に謎なのでやっぱり早かった。
トム・ヒドルストンとスーツを眺めるのには良いのでは…。。