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サプライズのsignaldadaのレビュー・感想・評価

サプライズ(2011年製作の映画)
1.5
99年の伝説的フッテージホラー『ブレアウィッチプロジェクト』がオフィシャルに製作した唯一の続編が16年の『ブレアウィッチ』。その栄えあるブレアイズムを受け継ぐべく監督に抜擢されたのが新進気鋭のホラーフィルムメイカー、アダム・ウィンガード。彼が一躍脚光を浴びたのが13年の『V/H/S シンドローム』だとすると僅か数年で相当な出世にも思える。本作はそんなウィンガードの初期作品で、これがまさかのリベンジ?逆転系スリラー。要は襲われていた側が襲ってきた側へと報復し出すという、形勢や展開が逆転するもの。テンションも高く勢いもあるが、そもそも物語中盤からの主人公シャーニ・ヴィンソンがとにかく強くてアクション映画に一転する様子は正しくサプライズ。ちなみにスプラッター描写はこの監督そもそも弱め。
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