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her/世界でひとつの彼女のmoryのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
3.5
AIが進化する世界でAIと恋に落ちる男の話。ジョン・マルコヴィッチの穴がどうにも心に残っており、同監督作品を観てみたくてレンタルしました。

あー、好きです。精神の愛だけで人は生きていけるのかを繰り返し考えながら観ました。この作品の主題はそこでは無くて、人は誰と、もしくはどのように、生きるべきか?なのかな、と感じました。それに対するアンサーとして、同じ時を、同じ悩みを抱えて、成長していくことが大切だと、この作品は伝えている気がします。
 
サマンサの声はスカーレット・ヨハンソンだったのですね…!言われてみればそうだ、あの少し掠れた愛らしい声。すごく良かったです。同じく俳優がAIを演じるという共通点で、ケヴィン・スペイシーが月に囚われた男で演じていたガーティー君も好きでした。
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