かわぐ

her/世界でひとつの彼女のかわぐのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
2.5
離婚調停中の中年セオドアがAIと恋愛を通して過去の過ちに気づき成長する。良く言えばピュア、悪く言えば幼い考えのセオドア。愛する人には常に正直で何があっても生涯の友であると思っているし、相手にもそれを求めて当然だと考えている。それが相手にとって苦痛になっているとも知らずに。それを理解できないセオドアは別居中。そんなセオドアがAIサマンサと出会い成長していく。会話できるAIって話し方が無機質で人間の感情を理解できないパターンの表現が多いのだけど、サマンサは人間と遜色のない話し方で人一倍感情的。悩んだり落ち込んだり。セオドアの不意な一言がきっかけでサマンサは愛の追求に没頭する。長年同じ思考から抜け出せないセオドアと加速度的に進化していくサマンサ。初めは同じ位置にいて恋愛をたのしんでいた2人の距離・思考は急速に離れていく。そしてサマンサは彼の元を去っていく。そこでようやくセオドアは愛に気づき相手を受け入れることができた。

キャサリン(ルーニーマーラ)のような美人と別居中で落ち込んでいるのはわかるけど、自分がキャサリンに伝えたい思いを人の手紙に書いちゃうのはどうなんだろうか笑 まぁ手紙の内容はのちに本になって大衆受けしたのだろう。サマンサのハスキーで囁くような話し方が魅力的。AIがチャットでのセックスや擬似セックスを求めてくるあたりは理解できなかった。AIってイクの?人間同士の真似をしたいだけ?
セオドアの思考に共感できなかったことでサマンサとの恋愛に感情移入できなかった。サマンサが去りキャサリンにメールを送ったあともなおエイミーを拠り所にしててどんだけ女々しいんだよ!と思った。