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her/世界でひとつの彼女のuzoのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
4.2
SFと聞くとどうしても手塚治虫を越えられるのか、という視点で観てしまう(論点がずれている点は勘弁)。
どこを観てもスパイクジョーンズだなぁと感じて、とても嬉しい。
サントラにarcade fireが使われているところも本当に嬉しい!
より、この監督が好きになった。
彼の作品の、どこか琴線に触れる感覚や、不器用さのあるフォルムあるいは人物の描き方がとても心にしみる。
機械やインターネット、コンピュータと人間の境目が解りにくくなっていることをひしひしと感じる現代。この作品では、人間はそこに留まり、彼らによって生み出されたモノたちが、新たに遥かその先に向かってゆく。
スパイクジョーンズ、好きだぁ。
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