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her/世界でひとつの彼女のyukikiのネタバレレビュー・内容・結末

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

感じ方は無論人それぞれですが、デジタルとアナログの狭間に生きる今だからこそ観た方がいい映画かもしれません。"彼女"にとって唯一無二の存在で自分は愛されていると、そして、"彼女"と主人公が一生懸命紡いだ幸せを含むあらゆる感情で通じ合っていた、全てが"リアル"だったと……そう確かに感じていたのに、そうではなかったという虚無感たるや計り知れない。孤独でしかない。人と人との関係って、そんなもんじゃない。何だか強く、そう言いたくなります。技術革新は素晴らしいこと。ただ、温故知新なきもちは、いつでもどこでも忘れたくない、です。
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