ログしなおし。スパイク・ジョーンズの中でもいちばん好きな作品。この映画好きな人とは酒飲みながらひとばん語ってみたい。
我思う故に我あり、なのであればおそらくAIはいつか自我を持つだろうし、すぐには無理だとしても、そこに独自の意思が生まれないとも断言は出来ない。シンギュラリティがいつ来るか、という意味ではまだ少し先だろうけど。
「2001年宇宙の旅」などこの手の映画は多々あれど、ハラリ教授の「ホモ・デウス」が語る神性の獲得や、AIと人間の差を考えると、まさに「神」と「普通の人間」が別けられる過程にも思える。もとが「ヒト」であれ「AI」であれ。ひょっとしてSF好きなハラリさんもこの映画みてるのでは?笑
でもこの映画のテーマはそこではなく「人を愛することとは?」という普遍であり、AIと人で描くことにより、より浮き彫りにしようとしてる。
「愛は社会に容認された狂気」
彼が求めた永遠の愛とは?
彼女が語る永遠の愛とは?
なによりスカーレット・ヨハンソンの声がいい。ホアキンの一人芝居も味がある。エイミー・アダムス、クリス・プラットとルーニー・マーラも出てたね。
Karen Oが歌うMoon Songも素朴な味わいがあって、すっかり自分もレパートリーにいれました。