ぴよぴよ

her/世界でひとつの彼女のぴよぴよのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
3.7
いつの日か子供も巣立ってひとりぼっちになったら…この映画みたいに人工知能とお話しして過ごす日が来るかもしれない(*´ω`*)

再発売されたaiboをTVで見て、餌もいらないし、子供みたいに反抗もしないし、飼ってみたいなぁと真剣に思った私🐶

人工知能が発達すると、この映画みたいな社会が来るのかな?

人と人がまともに接する事をしなくなって、AIと話せばそれで事足りる世界…確かに自分だけのものになってくれるし、束縛しても嫌がらないし、ややこしい駆け引きも必要ないし、便利っちゃあ便利。

スカヨハみたいにハスキーでsexyな声の若い女性もどきと常に会話を楽しめたら楽しいだろうけど…それはあくまでも虚構の世界。

エイミーアダムスみたいに、現実に存在する美しい女性の方がステキに決まってる💕

少々ややこしくて傷付いても、本当の人間と接しなきゃ人間の性格って形成されないんだよなぁ。

そんなこんなを色々考えさせられたお話…だいたい主人公の職業が手紙の代筆業ってのも示唆に富む。

主人公も、彼と離婚寸前の妻も、同僚達も…みんな何かしら病んでる。AIに救いを求めてる。たとえ実像は無くても優しい言葉に癒されたいと切実に思ってる。わかるよ〜その気持ち!わかり過ぎて辛い。

結局AIはAIで考えるところがあったのだって結末…お利口さんだもの。そうだよね〜。

そしてやっぱり人間はバカだ!
だから愛すべき存在なのだ!

うん!めんどくさがらずに、もっと人間と正面からまともに向き合って付き合わなきゃ〜(๑>◡<๑)

そう思いながら…映像の世界に没頭する事が楽しい私は、虚構の世界の中に生きてるひとりなのかなぁ?
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