まさやんぬ

her/世界でひとつの彼女のまさやんぬのネタバレレビュー・内容・結末

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

AIとの恋愛、近い将来には珍しくなくなるんだろうなぁ。

主人公のセオドアは、大都会に住み、物質的にも恵まれているのに、どこか寂しそう。手紙の代筆業をしていることからも、多くを言語に依存しているのかも。AIのサマンサは(実体がないからこそ)言語で多くを表現し、セオドアにも言語で愛を伝えるが、やはりセオドアは満たされていないよう。
恋愛において、言語から非言語のものへと視野を広げていくように、セオドアが成長する物語だったのかもしれない、なんてことを思った。

それにしても、AIとの恋愛、とても濃くて生々しかった…(よかった)