はせ

her/世界でひとつの彼女のはせのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
4.0
近未来のロサンゼルス。セオドア(ホアキン・フェニックス)は、顧客の想いを手紙に書く代筆ライター。妻のキャサリン(ルーニー・マーラ)と別居し、充実感のない日々を送っていた。ある日、セオドアは人工知能型OS・サマンサ(声:スカーレット・ヨハンソン)を手に入れる。ウィットに富んだ受け答えをするサマンサに魅力を感じ、惹かれていくのだが…

スパイク・ジョーンズ監督作品初鑑賞。手塚治虫のブラックジャックに、左腕を切断した少年が喋る義手に励まされる話があった。話のタイトルは「海賊の腕」。そんな感じのオチになるのかと予想してしまった…。

ルーニー・マーラ、エイミー・アダムス、スカーレット・ヨハンソンって共演者だけ見るとホアキン・フェニックスのハーレムみたい笑 けどこの映画は、ダメ男が自分のダメなところを見つめて、新たな人生の一歩を踏み出すまでを描いている。映像の色味や音楽も相まって暖かく素晴らしい作品だった。

字幕で鑑賞したけど、後日吹替版を流し見。セオドアが松本保典でサマンサは林原めぐみ!素晴らしかった。林原めぐみの声のOS欲しい…
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