よかった。
なんていうか複雑な作品。
他人の恋文は書ける癖に自分のこととなると、うまくいかない彼。
そんな彼がAIによって人間らしく、素直になっていく。
問題を抱えた主人公が他人と触れ合う中で成長するみたいなのはよくあるけれど、今回は人ではなくAI。
AIといえばSF映画ではよく使われるけれど、この描き方は斬新で素晴らしい設定だと思った。
一番好きで印象に残ったシーンは、2人で一緒に写真は撮れないから、即興で作ったこの音楽が2人の写真ってサマンサが言うところ。ふつうに感動したし、なんか芸術的？ていうか普通の人間の脳では思いつかない発想で感心。それでいて音楽と映像がバッチリ合うからもう素晴らしかった。
AIらしくも人間らしくもある中性的な感じがまたリアルだな〜って。
オチはまぁそうなるかあって感じ。
