Maki

her/世界でひとつの彼女のMakiのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
3.7
大都会NYの街並みの中で淡々と進む
ちょっと不可思議な日常が面白くて
最後まで目が離せなかった。

OSとの恋愛なんて気が狂ってるのかと
この映画を観る前は思っていたけれど
四六時中好きな時に繋がれて、
自分のことを受け入れてくれて、
適度なジョークも織り交ぜながら
感情を持ってしっかり会話ができる
スザンナは、OSという存在にも関わらず
人間以上に素敵に見える瞬間があった。

"恋は社会的に受容された狂気"というのは
確かにその通りだと感じた。
将来的にこの映画のような人も増えそう。

OSを通じて、自分が見失っていたものと
出会えるというプロットも、
AIならではの展開も良かった。

元恋人に生涯の友と言える主人公は素敵。

そして観終わってからこの物語の主人公が
ホアキンフェニックスだと知って驚愕。
ジョーカーでの役作り凄すぎ。別人。笑
Maki

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