AtushiMachida

her/世界でひとつの彼女のAtushiMachidaのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
4.3
人間とOS。OSと恋愛。OSと恋愛?なんか怖い!って思う人もいるかもしれない。だけど人間はみんな自我があり、自分を中心に生きている。だから押し付けがあったり、自分を理解してくれなかったりするとがっかりすることもある。めんどくさいって言えばめんどくさい。ここに登場するOS(サマンサ)は違う。主人公のセオドゥアに合わせてくれる。完璧にアシストしてくれる。接すれば接するほど主人の好みを学び、さらに人間的感情を理解しすさまじいスピードでバージョンアップしていく。完璧だ。物理的な肉体が存在しないだけ。この映画は決して夢物語ではなく、近いうちにずいぶん現実化していくのではないか?とも思った。実際。AIはディープラーニングで圧倒的なバージョンアップし、いつしか人間を追い越すだろう。感情を理解できるようになることもそう遠くない気がしてしまう。そしたら人間はどうするのかな?完璧に自分を理解してくれるAIにはハマっちゃわないだろうか?そんなことを久しぶりに観て感じた。

映像がきれい。服がおしゃれ。部屋もオサレ。20数年前、スパイクジョーンズのガールのsk8ビデオ [mouth][gold fish] 大好きだった。エンディングロールでrick howardの名前が出てて、それも興奮。前回は字幕で観たけど、今回は吹き替え。吹き替えの方が自分的には入り込めて面白かった
AtushiMachida

AtushiMachida