公開は2013年。最初に鑑賞した頃は確かiPhoneでsiriの日本語対応サービス始まって間もなくて、この映画の中で起こってることと現実が少しクロスオーバーし始めたような不思議な感覚だった。
いま改めて見返すと、ワイヤレスイヤホン越しに電話したり、siriにメール読み上げてもらったり、ある程度siriとも会話できるようになったりと7年経って現代の技術も進化した。
herは、現実と未来とノスタルジックな過去がミックスされてて魅力的な映像世界。
いつ観ても、スカジョのかすれた声はセクシーでエモーショナル！
声だけであんなに気持ちを表現できるのって本当すごいな。AIなのに機械的な声じゃないという人間臭さと、
サマンサがよく見えるように胸ポケットを安全ピンで留めてカメラを出してるセオドアがキュートで、こういう小さな人間臭さがの積み重ねがとても良く効いてる。
そして今回気づいたけど、ホアキンの元妻役でルーニーマーラー出てたんだ！調べてみたらこの映画が出会いのきっかけだった模様。先日のアカデミー賞の後に階段でベジバーガー頬張ってる2人の写真、素敵だったなー。
