Shin

her/世界でひとつの彼女のShinのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
4.1
2020-83

手紙の代筆の仕事をしているセオドア。新しく購入したPCのOSは、会話であらゆる作業を行ってくれ、とても有能。使えば使うほど、学習する能力があり、意思や感情も持つようになる。二人に恋愛感情が芽生え、姿形が無いことが原因で関係にヒビが入ってしまったが、それを乗り越え、本当の愛の形に辿り着く。

イヤホンからのAIの音声と会話し、恋愛する姿は側から観て実にシュール。鑑賞前は、形あるロボットとの恋愛だと思い込んでいたので、そういう事かと、軽く目眩がした。

途中までは絶対良からぬ事が起こるという不安しかなかったけど、途中で達観して関係を戻してからは面白かった。

自分の中のこだわりを手放してみようと思った。愛に理由はいらない。自分の感覚を信じる。自分以外の何になろうとも思わない。
これがAIの言葉とは・・。
Shin

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