新キャラに百江なぎさを据えた、まどか☆マギカの新編を描く劇場版。ちなみに、なぎさの声を務めた阿澄佳奈さん。「犬とハサミは使いよう」という作品で、円香(まどか)というキャラを務めています。これも何かの縁かもしれません。
そんなこんなで、アニメ全12話の続編にあたる今作の感想を綴っていきます。おおかたの感想としては、アニメの方と同じなのですが、それに添加して少しばかし。
本作の大筋として、自身を犠牲にしたまどかに、また逢えることを信じるほむらが主人公にあたる。ほむらが感じる違和感とその解釈を拡げる上で、過去の記憶を司る。それを知ることにより、新たな世界に眠る真理を捉え、心がどこか切なくなります。
ほむらが願う、まどかとの日々。それ故に変化していく、世界の理。それらを凌駕した先に幕を閉じ、導かれる世界でのほむらの姿には、哀愁と共に希望に満ち溢れているような気がしました。エンドロール前の数分には、驚く思いでいっぱいでした。
マギアレコードを実は見たことがないので、機会があれば視聴します。