とどのまつり

もらとりあむタマ子のとどのまつりのレビュー・感想・評価

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)
4.0
2020/5/15 Amazonプライム
前田敦子が最高に前田敦子してて最高な映画。小品ながら佳作だと思う。
車に乗ってる同級生は伊藤沙莉だったのか。

個人的にすごく好きなタイプの映画。
「リンダリンダリンダ」でもそうだったけれど山下監督は「なにも起こらないありふれた日常」を描くのが本当に上手だなと感じた。
本作でも料理をする、食べる、寝る、洗濯物を干す、店を開けるなどといったタマ子と父とその周辺の日常、そしてその日常が季節(主題歌の題名でもあり、本作の大きなテーマである)が移りゆくにつれて少しづつ変化してゆくさまが実に丁寧に描かれていて素晴らしかった。