hagy

遥かなる勝利へのhagyのレビュー・感想・評価

遥かなる勝利へ(2011年製作の映画)
3.0
壮大なスケールかつ極限状態、これは最大限非日常を味わえる戦争映画の魅力と言えるでしょう
それに加えてロシア的ユーモアの底に、戦争に対する真摯な思いも見えるこの映画が私は大好きです☺︎
三部作まとめて4.0




第1章『太陽に灼かれて』
家族、戦争、国家、恋愛、生き様もろもろがサスペンス調で詰め込まれたため、これだけで完結しても良いという意見には同意ですね
私はこれまで生きてきて、自国に誇りを持つ実感を得る機会が残念ながらなかったが故に、孫の代や子孫達が生きやすい国を作るために今命をかけているんだ!という主人公の使命感に駆られた姿勢が新鮮でかっこよく見えました、単純だな私


第2章『戦火のナージャ』
独ソ戦、戦争の悲惨さ、ロシアの汚職に焦点を当てたものとなっており、あまり人間ドラマには触れません、娘のナージャの出番もそこそこ、戦争映画としてはグッジョブです


第3章『遥かなる勝利へ』
親子愛で終結したので1章と比べてしまうと壮大さに欠ける印象で個人的に残念ですが、3作通してみても面白い映画だと思います!


この監督の父親がソビエト/ロシア国歌の作詞者だそうで..なんかすごいです笑
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