出演陣のネームバリューがエグすぎる。前作も超豪華だったのにそれを上回る豪華さ。スタローン、ハリソン・フォード、メル・ギブソン、シュワちゃんが共演しているという事実にワクワクが止まらん。「笑っていいとも」の最終回みたい。
「笑っていいとも」の最終回が日本のバラエティ史において一つの区切りとなっているようにこの「エクスペンダブルズ」シリーズも80年代から続くハリウッドの超ド派手アクション映画の流れの中で一つの区切りになっている気がする。
よくあるアクション映画では「誰かが人質になっている」とか「制限時間内に敵を倒さないと街が火の海になる」みたいなスリリングな要素ありがちだけどこの映画はとにかくアクションで押し通す映画。
緊張感のある場面はほぼ無いし、物語に緩急も存在せずにひたすらアクション。ガンアクション、戦車のド派手な砲撃が繰り広げられる終盤はスカッとするような爽快感。
今作は登場人物もかなり多く、各キャラクターに焦点が合うシーンはあまり無いがその中でもアントニオ・バンデラス演じるガルゴがかなり個性的。人間的な側面がほぼ見えないアクション・サイボーグみたいな人が多い中飄々としててめんどくさい人物として存在しているのが映画の中で良いアクセントになってる。
最近「ロッキーVSドラゴ」を見たので戦いの中で満面の笑みになってるドルフ・ラングレン見てホッコリしてしまった。
続編の「4」が制作されているようでそっちにはトニー・ジャーとかイコ・ウワイスが出演予定みたいで、今から楽しみでしょうがない！
