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パパロッティのmaricaのレビュー・感想・評価

パパロッティ(2012年製作の映画)
4.2
えーーーーー超よかった!!!
勝手な印象ではあるのだけど、韓国って日本よりもクラシック音楽が人気あるイメージ。日本はどうも敷居が高いみたいな雰囲気が未だに結構あるので、クラシック好きと言うだけで身構えられたりすることもあるけど、韓国はもっとカジュアルにクラシックを楽しんでいる感覚がある。

大好きな『国際市場で逢いましょう』にも出演していたオ・ダルスが滑稽な校長先生役なのもよかった。あとおかっぱ頭の小峠っぽい先生もおもしろかった笑 チャンス兄貴いいやつだったなあ…

韓国映画での楽しさって、日本語との共通点を見つけ出すことでもあったりする。今回は「チラシ」「チーチーパッパ」なんかは完全に日本語と同じ用法で登場しており、興味深い発見だった。声楽の「ハイC」を「廃止?」とホジュンが捉え間違えるシーンでも、漢字語の読みが同じ日本人にとってはそのギャグがすぐにわかる。こういうのって別の言語圏の人だと、字幕でどう表現するんだろうか。

感動を促す物語ではあるけど、全体的にコメディ感。そんなわけで「うわぁ汚!」みたいなシーンもあるので食事中の鑑賞はちょっとやめたほうがいいかも…笑
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