シンプルにコメディとしての楽しさが○
思ってたよりもバカコメディで、ここの感想に関しては各々思う部分はあると思うけど、まぁ、いいんじゃないかな。
メッセージやテーマもめちゃくちゃ分かりやすく優しくそのまま提示してくれるからエンタメ作品として幅広い層に届く作品なのは間違いない
ただ、、、
個人的には、ちょっと気になる展開や脚本のクリシェが気になったなぁ
例えば、主人公グループの敵になる青年のスタンス。あまりに露骨過ぎていわゆる"そういうキャラ"に仕上げてるけど、そうするよりもっと活きるキャラクターになったと思うけどなぁとかね。多様性との絡め方とか出来そうだけども。
主人公(ヴィンスヴォーン)の一旦グループを抜ける"お決まりの件"もクリシェだったなぁ、、抜けそうになる瞬間にインド系の上司が何かしらの理由で寄ってきてあのラストで明かされる告白をサラッと言うとか、営業に戻ろうとする主人公にジョングッドマンが熱い言葉かけるとか(そうすると彼の全体のスタンスを描き直す必要はあるけど)。特にインド系上司のラストの告白は後出し過ぎて何も味がしないから、それならクライマックスで機能させた方がいいと思ったなぁ。
ラストの結果発表の演出も(ワットアフィーリング)単純に突飛過ぎて急に作品が不細工になったなぁ、という印象を持った
ま、全体としてコメディ色が強い作品だから、ディテールはどうでも良いんだけども、、
Googleじゃなくて架空の大手エンジンサイトとかで物語を作った方がリアルとのバランスがもっと見易く違和感なく観れたんだろうなぁとかね
ま、でも、面白いのは間違いない!