会社が倒産し、無職になってしまった元アナログセールスマンのオッサンたちがあろうことにGoogle社のインターンシップへ!
ヴィンス・ヴォーン×オーウェン・ウィルソン=面白いに決まってる。オッサンたちが大学生たちにまじってインターンシップなどスゴい絵面だぞぉ……。
要は寄せ集めの爪弾き者チームたちのサクセスストーリーといったところだが、彼らが短期間で成長していく様子がクドくなく、あっさり風味なのがいい。その代わりヴィンスとオーウェンという濃いオッサンたちに対抗できるように、大学生たちやGoogleの社員たちのキャラがユニークな造形になっているのが特徴だろうか。
『メイズ・ランナー』シリーズのディラン・オブライエンが出ていたのには飛んで喜んだが、一番のお気に入りはライル役のジョシュ・ブレナーである。ジョン・キューザックみたいでかわいいんだよね(背は低いけど)。
映画ネタがこれでもかと突っ込んであるのも映画好きには嬉しく、思わずニヤリとする場面も。そういえばオーウェン主演の『トラブル・マリッジ』も映画ネタ満載で面白かったなあ。
だがちょっと待ってくれ。特典の決戦の月曜日(ハリポタのアレのメイキング)が最高に馬鹿馬鹿しくて笑えるのはどういうことだ。