TADASHI

インターステラーのTADASHIのネタバレレビュー・内容・結末

インターステラー(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

「長そう…難しそう…」という思いから、面白いんだろうなとは思いつつ、なかなか踏み込めなかった作品。

疫病により作物が年々育たなくなっている地球。元宇宙飛行士で農夫の主人公。娘が自分の部屋に幽霊がいると言う。最初は取り合わなかったが、それがとある座標を示していると分かる。座標へ行くとそこは無くなったはずのNASAの秘密施設だった。そこで地球の植物が疫病によりどんどん消えている事、そして最後には酸素を作り出す植物が無くなる事で人類は窒息死することを聞かされ、宇宙へ住める星を探しに旅に出ることになる。

『TENET』は観れたし、『TENET』の話をすると、ノーラン作品語りになるので、だんだん気になってきて鑑賞。
『TENET』のおかげで「考えるな感じろ」という鑑賞法を身につけておいて良かった。細かい事を言われると難しい、でもストーリーやちょっとした事象は分かるレベル。
『トップをねらえ!』とか結構好きなんで、この時間を超えて想い合うとかそういう展開がグッとくる…

AIロボットがとにかく可愛い。一家に一台レベル。

マーベルとかになると次元ワープみたいなのってススイーっと出来てしまうけど、こういう表現をされるとその壮大さが苦しい…

幽霊の正体がわかった瞬間に主人公と一緒に叫びそうだった。

『TENET』よりこっちのが人間ドラマ感が強かった。映像マジック的には『TENET』は爽快だったけど、ドラマはこっちのが好き。

個人的に『片喰と黄金』っていう漫画を読んでて、主人公たちがアイルランドのジャガイモの疫病による飢饉で家を失っているという設定だったので、タイムリーに話題に上がったところにちょっとテンション上がった。
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