ギルヲ

インターステラーのギルヲのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
4.4
重力ターンが分からなくてググったら、なんとなく分かったような気にはなったもののやっぱり分かりませんでした(泣)ほかにも、ペンローズ課程だとかスイングバイだとか私にとってはググるだけ無駄だということが明らかに(号泣)。まあ、分からなくても映画を観るのにはなんの支障もない(キッパリ)。
人類の種を守ることだけを念頭に置いたプランBは、ひとつの考え方としてとても立派なことのように見えるけれど、その冷たさ味気なさを考えると、この映画のテーマが見えるような。
ラストは、こういうことが出来るから、遠い場所にいても気にかけることが出来るからこそ人間なのだと受け取りました。
TARSが素晴らしい。冗談を言うモノリス。危機的状況において高潔な人柄を感じさせるのは何かの皮肉でしょうか。それとも示唆かな。TARSをヒト型にしなかったのは英断でした。
マット・デイモンの登場には驚きました。『オデッセイ』とどっちが撮影先だったんだろうとか思ってちょっと笑ってしまいました。
円環構造のSF(と言っていいのかどうか分かりませんが)なので、『彼ら』の正体をなんとなくでも理解するとこの物語の壮大さに気が遠くなる。あんまり考えると頭から煙が出そうなのでちょっと減点(笑)
ギルヲ

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