nakatsuma

インターステラーのnakatsumaのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
5.0
超大作!秀逸!!出来ればもっと☆をつけたいw
幼少期のマーフ(マッケンジーちゃん)がとにかく愛おしい。SF好きというか宇宙好きなのでwほんと観れて良かった!人類滅亡の危機の中、新たな移住地となる惑星を求めて調査隊が宇宙に飛び立つ訳ですが相対性理論、ブラックホール、ワームホール、事象の地平線、特異点、重力…なかなかガチでSFの設定がなされているではないか!まず宇宙時間と地球時間の表現が相対性理論に沿っている時点で、うおお!ってなった。水の惑星に降り立ったときこの惑星はブラックホールに近い為重力が強くここでの1時間は地球での7年分に相当するとかほんとガチ設定。そしてここでトラブルにみまわれなんと23年の月日を費やしてしまうんだけど母船に戻ってからビデオメッセージが23年分たまっていたときには観ている私も愕然としてしまいましたよ…
「地球に帰ってきたら同じ年齢かも」って冗談まじりでクーパー(父親)が娘のマーフと会話したのをマーフはちゃんとおぼえていてビデオレターで「あの日のあなたと同じ年齢になった…戻ってくると約束したのに…」と泣き崩れるマーフをみてほんと涙がとまらなかった。SFだけど親子愛が軸になっていてエンタメとしても申し分ないです。そして氷の惑星では裏切りを起こしたマン博士が母船を乗っ取ろうとする。その事態をくい止めなんとか母船へのドッキングを成功させる。しかしドッキングに集中している間にガルガンチュア(ブラックホール)に急接近してしまった。ここがひとつのポイントだった…
クーパーとアメリアがはじめて地球への帰還を諦めるシーンなんですね(泣)残りの燃料とシステムの故障でギリギリ別の惑星に辿り着くのがやっと。そこでクーパーはある決断をする訳ですが、この場面こそが私にとっては最大の見どころでした!ここは詳しくは書きません。実際に観て楽しんで頂きたいです!(監督かw)そしてこの映画でキーワードになっている〝重力〟この重力の謎を解き明かすにはブラックホールの最深部となる特異点に到達し更にはその量子データが必要。しかし事象の地平線を越えると光でさえも戻ることが出来ないほどの超強力な重力に飲み込まれ二度と出られない…それがブラックホール。でもこの特異点は多次元空間に繋がっていてそこでは何が起こるか、どんな奇跡が起こるかわからないとされている。そしてクーパーが奇跡的に辿り着いた先がまさかの5次元空間!!時間は伸びたり縮んだりはするけど過去には戻れない。他に次元を超えられるのは重力だけ。この5次元へ到達するくだりに対しては話がめちゃくちゃだと思う人もいるかも知れない。でも可能性としてはあるんですね!私たちは3次元の世界にいて2次元を自由に操れる、すなわち5次元の世界では3次元を操れて当然。クーパーが特異点に達したときどう料理するかはノーラン監督のさじ加減だった訳ですがブラックホールに飲み込まれて終わりという選択肢もある中まさかの5次元につなげるという魅せ方!ノーラン監督はこの映画で「可能性」という事にひたすらこだわっていたのではないかと思いました。
※最後に−−私が父親だとしてマーフに行かないで!と言われていたなら完全にSTAYでしたね笑