実はこの作品、最初は観るつもりがなかったんです。
予告編で「地球はもうダメだから他の星へ行く。」と聞いた時、かなり頭にきました。ふざけんなと。
ダメにしたのは誰だ、誰のせいでこうなったんだ。勝手に過度に利用して壊して、もう利用価値がないから捨てるって事でしょ?そんな利己的で傲慢なこと、許されていいはずがない。
絶対観ないと言い続けてたのですが、あまりにも周りから薦められたので今回、観賞することにしました。ほとんど義務感。
で、感想ですが…
宇宙物とはどうも相性の悪い私。
でもこれは泣いたり、不安になったり、ドキドキしたりしました。
宇宙空間では音がしないのも緊張感を高めてくれました。
絶望、希望、緊張、安堵……くるくる変わってあっという間に時間が過ぎました。
きちんと伏線も回収してくれて、すっきり。
人知を超えた物はたくさんある。
愛情もそのひとつなのかもしれないですね。
父の愛が起こした奇跡。
結果的に観てよかったです。
でも、こんな未来が来てほしくないから…地球の事も労って生きなきゃですね。