☆過去レビュー☆
大好きなノーラン監督の最新作!!
ッということで、
半年前から一日千秋の思いで待ち続けた今作。
予告編を観る毎日・・・(って言っても、予告編にあまり魅力を感じない)
やっとの思いで、初日、二日目と、二夜連続で観てまいりました !!
うわぁ・・!!!
やっぱりノーラン監督や~!!
ってなノーラン節、炸裂♪
お腹いっぱい、胸いっぱい、
頭も飽和状態になりましたよ!!
最近になって、アンチノーランな意見もチラホラ見受けるようになりましたが、
そ~んな斜に構えた人は無視、無視、ってな
相変わらず、恥ずかしげもなく、堂々とした作品です!!
私はこういう全てあけっぴろげにして、自分を精一杯さらけ出して
作品として世に送り出す人が、
大好きだったりします。
だって、それってすご~く、勇気のいるこどだと思いませんか?
自分の思いを全て出し切って、否定されたらイヤだな、とか思って
カッコつけた作品なんかで、想いが伝わるとは思えないんです。
意味がわかる、わからん以前に、
この作品は、そんな映画愛に満ち溢れた作品です。
その想いが伝わる人にとっては、名作と成り得るんじゃないでしょうか?
たとえ矛盾があろうが、演出やりすぎだろうが、
私は想いがダイレクトに伝わってくるノーラン監督の作品が大好きですし、
これからもずっと貫いて、
素晴らしい傑作を出し続けてほしいです。(´V`)♪
3時間はその想いや、映像に感動を憶えない方には
正直辛いかもしれません・・
けど、本当に久しぶりに正統派な、
映画館で観るべき映画を
見せてもらった思いです。
オマージュの一つと言われる「2001年宇宙の旅」。
これを観たあとに、初めて鑑賞したのですが
まぁ、40年近くも前のものとは到底思えない、革新的な映画です。
特に映像はその時代から見た〈2001年〉未来のイメージですから
とても無機質で、クリーンです。
その点、インターステラーは過去作品の良さも引き出しに入れてるものなので、
映像は、あえてザラつき、古臭いものになっています。
けど、それがかえってリアルに感じられて懐かしくもありながら、
宇宙のシーンなどは見たこともない
画期的な映像もありで、
その両極端なものが違和感なく
同じ作品の中で混在しているのが、素晴らしい。
そして、この作品の、一番のテーマは、〈愛〉!!
とってもスケールのでかい愛の物語なのです!!♡
マシューマコノヒー演じる父親の娘マーフへの愛や、
アン・ハサウェイ演じるアメリアの恋人への愛が、
全てラストへと繋がっていく様は、
本当に見事としか言いようがありません。
アメリアが語るとおり、
まさに「愛は、観測可能な未知の力」なのでした!!
あまり細かい設定はあえて描かない方なので、
そこは置いてきぼりをくらうかもしれませんが、
そこを想像するのも楽しめる方にとっては
飽きずに何度も味わえる作品です。
映像も、音楽もとっても美しく、かつ迫力があり、
絶対大画面で観るべきです!!
私は個人的に、冒頭のコーン畑で夢中で
無人のドローンを追いかける所が大好きです。
ラストの落としどころも素晴らしい。
とっても切ないけど、希望に満ちたラストです♪
こっから、ややネタばれです・・
一つ勿体なかったのは、
見る前から、エレン・バーステインのクレジットがあったこと。
あれ??いつになったら出てくんだ?
ひょっとしてこのままいくと・・・
ってな感じで、ジェシカ・チャスティンとの関連でオチが読めちゃったので、
エレンさんは某氏同様、
シークレットにしとくべきだったかもと思いました。
まぁ、何をさしおいてもとにかく、圧倒的に素晴らしい作品であることは
間違いありません。
インセプション同様、映画館で何度でも味わいたい作品です。
SFというジャンルの持つ孤独感や、
自分の身がどうなるのか全く読めない恐怖感
それゆえに感じる
地球にいる愛する人々への愛情のせつなさが浮き彫りになる
あの、なんとも言えない切ない気持ち・・・
そういうものが大好物の方は、まず何を差し置いても
大画面でこの作品を感じまくって下さい!!
そしてノーラン監督に大きな拍手を!👏💐✴