スポック

インターステラーのスポックのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
5.0
ブラックホールの量子データがあれば
人類を救える
今度の時差はなんと51年だぞ
120歳にしては声が若いわね
レインジャー2号 分離
運動の第3法則
前に進むには何かを後ろに置いていかねばならない

よし 船は下降中 地平線へ接近
左舷 地平線の下を通過中 暗闇へ進んでる
地平線が見える 真っ暗だ 何も見えない
モニター障害で不調
操縦不能 光だ 暗闇で光がはじけてる
重力の乱れがひどくなった
コンピュータ停止 重力で操縦がきかない
(宇宙船が徐々に破壊されていく)
射出 射出 射出…
(空中脱出してブラックホール空間へ)
(四次元空間に落下するように吸い込まれていき、急に停止して本棚の裏に無重力状態になり浮遊する 本棚の裏から本を突き落とし実娘のマーフィーの姿を本と本の隙間から覗き見できるようになり大声で呼ぶが気付いてくれない。 打ち上げ前のマーフィーとの別れのシーンを垣間見ながら『STAY』 のモールス信号を本の落下により自分を引き止めるように伝えるために大声で泣き叫ぶ 。時空を超えているので23年後のマーフィーには本棚の裏に存在する父親の気配を感じてもらえる。)
パパなのね… 私の幽霊

クーパー クーパー 応答せよ
TARSか?
そうだ
無事なのか

ここは 五次元の世界らしい 彼らに助けられた
彼らって誰だ?なぜ そんなに親切なんだ?
さあな 彼らの五次元の中に三次元の空間を作った 分かるだろ?
さっぱり分からん
分かってるさ ここでは時間も物理的な次元だ 時空を超えられる力を証明した
重力か? メッセージを送った
そのとおり
重力は時間を含む次元を超えられる
そうだ
量子データは?
記録した だが あらゆる波長を試みたが送れなかった
いや 送れるぞ
このデータは子供には難しすぎる
俺の娘だぞ
送れたとしても解読に何年もかかる
分かってる だか何とかしないと人類は絶滅する
クーパー 過去を変えるためではない
もう一度言え
過去を変えるために呼ばれたのではない
呼んだのは彼らじゃない 俺たちだ

NASAの座標をバイナリ・データでくれ
了解 データ送信


“幽霊じゃない 重力だ”

分からないか? 自分で呼んだんだ 今 俺たちは三次元と繋がってる 橋渡し役だ 俺じゃない 選ばれたのはマーフィーだ
何のために?
地球を救うためさ
ここは1人の少女の部屋だ すべての時が無限に入り組んでる 彼らは自由に時空を超え何にも縛られない だが特定の時間と場所でのコンタクトはできない だから俺がここにいる マーフィーに伝えるために
どうやって?
愛だよ 愛 愛が観察可能なら何かで数値化できるはずだ
方法はあるのか?
必ずある 腕時計 腕時計だ!秒針の動きでデータを伝えるんだ データをモールス信号に変換しろ
部屋に戻らなかったら?
あいつは必ず戻る
なぜ戻ると?
俺が渡した時計だ
(データを娘のマーフィーに腕時計を介して伝える それをもとにしてマーフィーは一から方程式を解き直す ほどなくして解読に成功する)
ユリイカ!と叫びながら解読した計算式の用紙を笑顔で撒き散らす

成功したかな?
もちろんさ
なぜ分かる?
彼らが四次元立法体を閉じ始めた
まだ分からないのか?
彼らじゃない 俺たちだ
俺はここに導かれ マーフィーに伝えた 人類のためだ
人類に これは作れない
ああ 今はまだ無理だ だか将来 俺やお前じゃなく未来の人々が 四次元を超えて進化した人類が作る
(四次元立法体空間が崩れるように閉じ始める)
なんだ?(ワームホールを超え始めた自分が乗船している宇宙ステーションが見え始め、最初の時空が歪んで指が曲がるシーンも船外から覗ける)
(突然 土星の周りの宇宙空間に遊泳しているシーンから病院のベッドの上のシーンに転換 医師に123歳と告げられる 窓の外を見ると上下の空間と重力を無視した景色で少年たちが普段通りに草野球をしている)
ここは?
クーパーステーション 土星の軌道上です
俺の名前とは光栄だ
娘さんの功績を称えて付けた名前です 彼女はいつも"父のおかげです"と

(臨終の床についている高齢のマーフィーとの会話)
親が子供の死を看取るなんて
私には子供たちがいる だから行って

どこへ?

アメリアの元へ
彼女は遠い宇宙でみんなを待っている
たった独り だれも知らない銀河で
これから彼女は長い長い眠りにつく
太陽の光が降り注ぐ 私たちの新しい星で