Ay

インターステラーのAyのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
4.7
ハマった、私の何かにハマって謎に3回鑑賞しました。

「インセプション」はあまりハマりませんでしたが(笑)、クリストファーノーラン監督が描くSFに魅了されています。
音楽はハンスジマー(レインマン、ライオンキングやパイレーツ)、強烈に掴まれました。
劇伴音楽は最高ですね。


異常気象・砂嵐により地球に住み続けるのは難しく人類は滅亡へと向かっていた。
次なる“地球”を見つけるべく人類最後のミッションはある1人の父親へと課せられたー

父クーパーと娘マーフの愛にもグッとくる。
無知がバレるので詳しくあらすじが書けないのが悲しいですが、宇宙は勿論、万有引力や相対性理論、五次元と魅力的なワードが並びます。
完全に理数拒否な私ですが、苦手だからこそ宇宙や時間にはロマンしか感じません。笑

以前ブラックホールについて調べたことがありますが、時間と重力の関係はあまりに話が大き過ぎるのでクラクラしました。

「ブラックホールの近くにある星は重力の影響を強く受けるわ」

光さえも脱出出来ないブラックホールの軌道上にある星。
そこでは一瞬の出来事だけれど、地球では何年もの時が過ぎてしまう。

勝手に載せて怒られたら消しますが、
「インターステラーを10倍楽しむために」
「インターステラーが凄すぎたので色々調べました」
この2つの記事を読んでから改めて観ると面白さが倍増です。

なんせ、バイナリや特異点や量子論なんていう専門用語がどっさり。
いやはや、今まで観たSFの中で一番好きです。

それにしても、やはり私達にとって時間は特別であり魅力なんだと思う。
なんせ、ドラマ・アニメ・映画、時空を題材にした作品は数多い。

理論が進みどこから哲学だか分からない所もまたロマン。

劇中ブランド教授が唱える詩も印象的。

あの快い夜のなかへおとなしく流されてはいけない
老齢は日暮れに 燃えさかり荒れ狂うべきだ
死に絶えゆく光に向かって 憤怒せよ 憤怒せよ

詩人 ディラン・トマス 鈴木洋美 訳
Ay

Ay