まほ

インターステラーのまほのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
5.0
『ダンケルク』を2回見た後に見たものだから
内容も何も知らない状態で見たものだから
最後の最後まで自分で見るだけじゃ
映画の中身を全く理解できなかった。
思い出した、クリストファーノーランって
複雑な時系列使う人だったなって。

解説読んだり色々見返したりして
最終的に何とか理解できた。
見終わってからも理解しようと思うと時間を要する。
それがノーラン作品の醍醐味。
『インセプション』以上に複雑で難しいけど
その複雑で難しい中にあるのは単純なもの。

マン博士としてマットデイモンが
また惑星に1人取り残されてるのはちょっと笑った。
でも、『オデッセイ』と決定的に違うのは
あの映画は1人の男の救出劇であって
この映画は家族との愛や人間の臆病さみたいなのが
1番大事で伝えたいことなのかなと。
それを知ってもっかい見返したら
またノーランに泣かされそうだ。
『ダンケルク』でケネスブラナーの涙にやられ
『インターステラー』でマシューマコノヒー。

宇宙は無限大すぎて壮大すぎる。
私たちの日常に何気なく存在し続ける
「時間」や「重力」、「存在」の概念って
もしかすると根本的に間違ってるのかも。
それは単なる人間の思い込みであって
"ブラックホール"に辿り着くとその答えが見えたりして。
まほ

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