あっという間の3時間。
素晴らしい宇宙体験。
まず特筆すべきは圧倒的な映像美。
2001年宇宙の旅を思い起こさせる、静と動をうまく使ったシーンの数々。
特にワームホールやブラックホール、五次元やマン博士のいる星の描写は、非常に新鮮で魅惑的。
そしてそれだけでなくストーリーの面白さ。
ノーランの得意技である時間軸を駆使したアイデアが後半戦で炸裂。前半部分の謎を見事に回収し、観るものを飽きさせない。
また、それ以外にも親子の愛だったり、案外エモい描写もしっかり入っていて、盛りだくさんの内容。
ただ、後半の五次元の理屈だったり、そのへんは少し?という感じ。
しかしそんなことは取るに足りないこと。
近い将来我々もこんな事態に直面するのかなあ。