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インターステラーのおのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
5.0
クリストファー・ノーラン監督によるSF超大作。何回も見て初めて自分の中に落とし込む事ができる作品なんだと思う。

砂嵐や植物の枯渇。そんな人類滅亡の危機に、元宇宙飛行士だけど今はトウモロコシ農家のクーパーが「居住可能な新たな惑星を探す」ミッションを受ける。娘マーフィーらを地球に残し、人類を救う為アメリア博士達とワームホールを通り抜けて、未知の銀河系へと旅立つ。

死を覚悟して旅に出たはずの一行だが、地球に残された人達を思い、人類の未来を思い、時間のズレや不安の中で自分自身の孤独を思い知る。
人は正直でありたいと思っていたって正直には到底なり切れないし、正直さは時に残酷な事をストーリーを通して人もロボットも度々提示してくる。

ラザロ計画には2つのプランが存在する。

プランAは、人類が他の惑星に移住するプラン。宇宙ステーションを打ち上げる為に重力をコントロールするための方程式を見つけなければならない。

プランBは、方程式が解けなかった時に人類より種を優先するプラン。移住先の惑星で新しい人類を生み出す計画。

地球から送られてくるメッセージと映像だけは、正直に地球の真実を伝える。

重力と同じように愛も時空を超えられる。それを時計が示した🕰
「 絶望への抵抗と救いの願い」

部屋を真っ暗にしてみた甲斐がありました。音のない暗闇に浮かぶ星々は異様なほどの美しさでした。
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