スローターハウス154

インターステラーのスローターハウス154のレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
4.6
2019/10/13

たしかに考えてみれば、意思がある限り感情が時空を超えて生き続けるのって不思議だ。特に愛。そういえばこの間、人の恋愛話を聞かされた。「なんだか初めて会った気がしない人なの。いつかきっとこの人に会うんだって最初からわかっていた気がするんだよね..」と大真面目に語っていた彼女の話は、あながち真実なのかもしれない。自分で考え選択した人生のつもりでも、実はその日常の数々の行動はどれを取っても人知を超えた力や、四次元だ五次元だのの力が、私たちに「選択させている」ものなのかもしれない。というか、ここ最近私はそれが真実なんじゃないか..となんとなく感じています。そういうのがいわゆる、運命というものなんでしょうか..。

そう考えてみると、日常の一瞬一瞬に一喜一憂してるのがバカらしくなってくる。日々、様々な外野からの刺激に苛まれ、ひとつひとつ知恵を絞って解決したつもりでも、結局出した答えは全て“決定事項”なのかもしれない。本当のところ、「自分で出した答え」なんてこれっぽっちもないのかもしれない。ウチらはそういう、なにかの傀儡にすぎないのかな。
いっそのこと、『人類のため』とか崇高で具体的な目的を持って生きたいなあ..。今人生にどっちかというと暇してるから、かといってのんべんだらりと生きていたいわけでもないから、「they」は早いとこ何か俺に使命でも与えてくれ〜。