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インターステラーのtaominicocoのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
4.0
『インターステラー』

8月下旬から全世界で順次公開される『TENET テネット』。日本は9月18日公開。

わたしもかなり楽しみにしており、クリストファーノーラン祭りを単独で開催してます。

未見のノーラン作品を観るってだけですが、まず『メメント』を観ました。

…………わたしの知能が及ばず、1度観ただけでは理解できませんでした。
初見で理解できた人を尊敬します。

若干意気消沈しましたが、ノーラン作品は難解さに定評?がありますので、気を取り直して『インターステラー』を鑑賞。

これぞ、映画でしか表現できないスケール観!170分と約3時間の長尺ですが、それこそ、時間軸が歪んだじゃないかってぐらい、ラストまであっと言う間に感じました。

特に最終30分は、ノーラン節が炸裂。監督は一体、どんな頭脳をお持ちなんだろう。ただただ、圧倒されました。

銀河に人類の新天地を求め、現農夫で元宇宙飛行士のクーパー(マシューマコノヒー)と科学者たちが宇宙に派遣されます。が、暴走する科学者の罠や宇宙の脅威により、任務の遂行が困難に。

一縷の望みをかけ、クーパーと科学者のアメリア(アンハサウェイ)は、無謀な賭けにでます。もう、これまでか…という絶望の局面を救うのは、父子の絆と愛でした。

と書くと陳腐に聞こえるかもしれませんが、誰かを強く信じる気持ちが、信念と正しい行動を生むんだなぁと心から感動しました。

文系のわたしには、特殊相対性理論やら五次元空間、ブラックホールの中心の特異点などなど???のオンパレードでしたが、潔く分かったふりをしながら、細かい理解は無視して観続けました。お恥ずかしい話ですが。

それでも、観て良かった、すごく良かった、と思えるのだから、理系の人はわたしとは違う視点でも楽しめるんだろうなぁ。
本当に羨ましい!
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