登場人物の非合理的な行動動機がそれぞれ共感しやすく、とてもいい意味で人間臭い映画だなと感じた。
いろいろ理屈をこねても最終的に鍵となるのは、非合理性の塊である「愛」なんだと。清々しい。
地球の家族からのビデオレター見た主人公の号泣。そりゃ泣いちゃいますよね。
ただ、一部の登場人物の死については大義もなにもなく、特に作中で1番健気な人物であろうロミリーの扱いはもっとなんかあっただろうと。
あとは息子の非合理性については動機付ける描写が少なかった。
この2点が少し残念。
でも映像表現も脚本面でも面白かったです。