社会のダストダス

ラプンツェルのウェディングの社会のダストダスのレビュー・感想・評価

3.8
「塔の上のラプンツェル」のスピンオフ短編アニメーション。パスカル(カメレオン)とマキシマス(馬)の視点で描かれるドタバタ劇。

ラプンツェルとユージーンの結婚式の日、国を挙げて盛大に式が執り行われる。パスカルとマキシマスは大事な結婚指輪を預かっていたが、マキシマスがしたクシャミの勢いで教会の外に指輪が転がっていってしまった。幸いまだ誰も気づいていない、神父の話が終わるまでに拾ってくれば式は滞りなく進むはず…

パスカルとマキシマスは王族の結婚式で指輪を預かるという、トカゲと馬としては異例の大出世を果たしている。指輪が転がっていってしまった際、マキシマスの脳裏には王国の破滅の未来が浮かんだため、死に物狂いで探しに出る。

本編後の話なのでラプンツェルはブルネットのショートカットになり、フリンは本名のユージーンに戻っている。前作で二人を助けた酒場の荒れくれ者たちが式の進行に一役買っているほか、フリンと一緒に城に盗みに入ったスタビントン兄弟も衛兵監視のもとなぜか参列を許されている(模範囚なのかな)

6分だけど、非常にせわしない展開のドタバタ劇。動物主役だから台詞は少ないけど前作のキャラクターたちは一通り顔見せしてくれる。

ディズニーらしく、めでたしめでたし…   おや?