えいがドゥロヴァウ

サタンタンゴのえいがドゥロヴァウのレビュー・感想・評価

サタンタンゴ(1991年製作の映画)
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2012年に公開されたタル・ベーラの『ニーチェの馬』は深い感動を味わい劇場で2回観たのですが
(鑑賞当時に書いたクソ長い退屈なレビューをそのまま転載しています…)
その少し前にオーディトリウム渋谷にて本作『サタンタンゴ』のオールナイト上映がありました
当時は興味がありながらタル・ベーラの作品を観たことがなかったのと
本作は日本でビデオ化されていなかった(今現在も)ので
この機会を逃すまじと鑑賞を決意したのでした
そう…決意を


結果、撃沈でした(ノД`)・゜・。


1週間働いてクタクタの金曜日24時スタートの上映時間7時間半、間に休憩を2回挟んで終了が8時過ぎという強行スケジュール
オールナイト上映は何度も経験しているけれど、これは凄まじかった
この映画ほど己と格闘しながら観た映画はありません
いや、「観た」とすら言えませんのですが…

タル・ベーラの代名詞とも呼べる静的な長回しとコントラストの強いモノクローム
ガス・ヴァン・サントが『エレファント』を撮る際に本作を倣ったという反復の手法など
映画のあらゆる要素が疲れた身体を心地良い眠りへと容赦なく誘い
もう観られないかもしれないという想いを糧にした必死の抵抗も虚しく
超爆睡
結局いつ寝たのかもどれだけ観たのかも映画の内容がそもそも何なのかも分からない「ここはどこ?私は誰?」状態の無様な体たらく
睡眠の質がすこぶる良かったのか、起きたあとはやけにピンピンしているという望まざる効用に歯嚙みしながら
ガッツリ日差しの眩しい朝となった渋谷をあとにしたのでした

映画を指してこんな言い方は憚られますが
コンディション極悪の状態では
これは苦行以外の何物でもなかったと
(無論、星取り不可)

再挑戦が待たれます