初めてのタル・ベーラ作品🎬✨
伝説的な7時間18分の狂気とも言える長尺大作をついに観た🎞🙌🏻✨✨
初めてのタル・ベーラにしては冒険し過ぎたわ😇
べつの作品でジャブ打つべきだった🤣
実は半年くらい前に一度チャレンジしたけど、半分にも至らない所で訳わからなくなって挫折したのよね🤣
今回はなんとか見切った🙌🏻
と、観たところで今作の濃厚な内容を理解したり感動したというよりは、「7時間超え観てやった
ぞ」っていう達成感の方が強くて、正直情け無さが勝る鑑賞となった😂
経済的に行き詰まりどんよりとした雰囲気漂うハンガリーのある村🇭🇺 そこへ数年前に死んだはずの男イリミアーシュが帰って来たことで起きる村人たちの行動を描く☁️
進んでは戻るタンゴのステップ＜6歩前に、6歩後へ＞に呼応するようや12章構成📖
前半の6章はイリミアーシュが戻った！？と騒めく村人たちの1日を複数の視点で時間を行ったり来たりしながら、後半の6章はイリミアーシュが戻ってきてからの出来事をそれぞれ描く。
多角的に描かれる前半は章を重ねるごとに事実が見えて来てドキッとするし、ショッキングな出来事も。
後半は時系列通りに進むかと思えば、またもや戻っていく不思議な物語。
ちゃんと理解したとは思えないんだけど、ラストからまた冒頭へ繋がっていくような、語りと光の使い方がお見事で7時間の修行も報われたような気持ちになる✨✨
7時間もあるのにトータル150カットというから驚き🎥
長尺な上、長回し多様で、これは静止画かな？あれ？間違って止めちゃった？⏸みたいなシーンもザラ。
だけどその全ての画がキマってるからもう恐ろしいレベル。
全編モノクロで見せる陰影と奥行きの美しさ✨✨
芸術性の高さは間違いなく素晴らしかった。
薄暗い部屋がゆっくりと光で満たされていく冒頭からしてウットリ🥹✨✨
手前から奥へ人々が歩いていくシーンもよく出て来るけど、それだけでこんなに魅せてしまうホント悪魔的な映像美だった🖤
もはやこれは映画というか、別の何かだった気がする🤔
セリフも少ないし、物語を観てるというよりは写真展を観てるみたいな感覚。
ちょっと立ち止まって展示作品を眺めては、作品が語りかけて来るのを待つ、みたいな。
そんな感じで観てたもんで、時折登場人物たちが何か喋ったり物語を動かしたりするんだけど、あんまり頭に入って来なかったのよね、正直なところ😇
また機会があれば見直して考察とか読みたいけど、しばらくはもうお腹いっぱいだ😌
