年代も性格も真反対な2人の男の関係性の変化を描いた一夏のロードムービー。
火災跡や大自然の映像と2人の心情の移り変わりがハートフルだけどユルい新感覚な作品です。
むさ苦しい男たちが主人公で、ほとんど女っ気もない…。たま~に他のキャラクターが出てくることもあるが、ほとんどと言っていいほど、田舎の山道の道路を、男2人がトボトボ歩きながら…中央に黄色いラインを引き、道端に杭を打ち込むという作業を繰り返すのみで、劇的な展開があるわけでもないんだけれども…なんか、こう惹きつけられてしまうものがありまして、見入ってしまいました。
エミール・ハーシュの演技とこの映画の雰囲気”ユルイ感じ”がなんか良かったです。