2016/2/8鑑賞(鑑賞メーターより転載)
60年代のニューヨーク、フォーク歌手の数日間の出来事を映画として切り取った感じの一本。楽曲をぞんざいに扱わずしみじみと聴かせてくれていて歌の部分では聞き入ってしまうが、その周囲の主人公に起こるなかなか売れないミュージシャンのストーリーがあまりに現実感がありすぎて、個人的には痛々しい気持ちになってしまった(彼自身もかなり身勝手に思えたし)。やはりコーエン兄弟の作品は自分にとって当たり外れが大きいか...動物好きとしては半ば主役のように出てくる猫がどう扱われるかも興味の一つだったが、最後そんなオチかいw