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ノスタルジアのarchのレビュー・感想・評価

ノスタルジア(1983年製作の映画)
3.5
娯楽性は一切なく、完璧な構図なショットの連続で構成されている。それらショットを我らの心に刻むが如くあまりに長いシークエンスに仕立て上げる。北野武監督の「映画は10枚の美しい写真によって表現できるものが一番素晴らしい」とかなんとか言っていたのを思い出す。まさにその理想論を実践したような作品でそこに難解な詩的台詞を添えられるのだから、実に芸術性に特化した作品だと言える。

話は正直理解できないし、そこに多分重きを置いた作品ではないのだろう。
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