独特な色彩と映像、軽妙な語り口やじんわり染みてくる優しいテーマ
ウェス・アンダーソンという監督さんはなんと希有な監督なんだろう
その美の集大成でもある、この
『グランド・ブダペスト・ホテル』は
その世界観のありとあらゆるシーンに、
身も心も理屈抜きに浸りたい魅力的な作品なのです
では今作で一番好きな映像を!
これはシンメトリーではないかな
でも見惚れますよ
ベルボーイ・ゼロが、思いを寄せるアガサに詩集を贈るシーンなのですが
メリーゴーランドの馬にまたがるアガサがそれを受け取り
彼の献辞『最愛の宝 アガサへ』から始まるメッセージを読みます
その後、彼女のアップになるのですが
私はこのアップがすこぶる大好きなのです!
もぅポスターにして壁に飾りたいくらいに、笑
アガサが綺麗で綺麗で…
女性は愛を知った時に一番輝くのですね