47RONINの作品情報・感想・評価 - 63ページ目

「47RONIN」に投稿された感想・評価

OASIS

OASISの感想・評価

2.0
「忠臣蔵」をモチーフにしたアクション・ファンタジー。
この「ファンタジー」という部分が重要で、妖術使いが居たり、「モンスターハンター」の敵みたいな獣が出てきたりもはや時代劇とは噛み合わないこの要素を受け入れる事ができるかどうかで楽しみ方が変わってくると思われます。
その他にも、舞台がどこの国なのかも分からないオリエンタルすぎるカラフルな衣装や、どうみても日本人な人達が普通に英語で会話しているというような事も気にせずに。
少なくとも、日本人向けに作られたものではなくて、これから世界に向けて順次発信していくコンテンツとして捉えれば、そんなに腹立つ事もないかと。

大筋はキアヌ・リーブス演じる架空の人物が架空のお姫様に恋をするという設定があり、その周りにたまたま忠臣蔵の登場人物の名前を付けられた奴らが集まってきたみたいな話。
当然キアヌが活躍するかと思いきや、それ以上に真田広之演じる大石の方が目立つという。
「ウルヴァリン:サムライ」の時よりも段違いに出番が多いです。
だから、中途半端に変えている部分が大真面目にやっているのか日本を馬鹿にしているのかが徐々に分からなくなってくる。
監督自身武士道精神を大事にしたいという事で、忠義を尽くす男たちが真面目に描かれているにも関わらず、ロマンス部分は昼ドラ並に稚拙であったりと、どうしても架空の部分が浮いてしまう。
おまけに一番盛り上がる部分である討ち入りのシーンでさえ、序盤に強敵の匂いをプンプンさせた鎧武者は一撃で葬られるし、蛇に変身した妖術使いもちょっと建物を壊しただけですぐに切り捨てられてしまうし、最大の敵である吉良でさえ何の大きな力を見せる事なく首を取られるわで、派手なシーンの連続であるにも関わらずテンションが下がる一方だった。
ファンタジーであるなら、全員巨人に変身するくらいの派手さがあっても良かっただろうにと思いました。
敵の印象があまりに薄く、妖しげな女を演じた菊池凛子くらいしか魅力を感じずに残念。

期待値を下げて観に行ったにも関わらず、それよりも下をするりとくぐり抜けていった映画でした。
今では動物園でも見かけなくなった麒麟狩りが行われたり、吉良の腹心が妖怪だったり、登場人物が当時の日本の公用語であった英語を喋っていたりと、かなり原作や史実に忠実な作りである。一方で、四十七士に堀部や間や大石主税がいたり、名誉ある死として打ち首では無く切腹が賜わられたり、死ぬことがわかっていても義は貫かねばならかったりと、これどうなの?的な改悪も目に付く。……うーん、やはり表裏逆転して書くのは無理か……覚悟していた通り、とんでもない設定が次々に飛び出すが、一方で、武士道の何たるかなど肝の部分が案外忠実に守られている。ギリギリのところで忠臣蔵と言えるかも。とはいえ文句は山ほどある(ブログにでも書くか)。ちなみに忠臣蔵や日本の文化風土へのこだわりをとっぱらったとして、本当に面白いストーリーだったのかは甚だ疑問。
まさし

まさしの感想・評価

3.4
日本の方が多くて洋画って感じがなかった。建物とか庭とか綺麗でした。
SayGo

SayGoの感想・評価

3.3
忠臣蔵×スターウォーズといった印象。
日本という舞台も絢爛鮮やかなビジュアルへと化し、妖術や天狗などのファンタジーが数多く散りばめられているが故、公開前から非難は多かった。

ただ見てみると忠臣蔵そのもの。
侍としての忠義はしっかりと立てられている。

日本の忠臣蔵をあのままハリウッドで作っては確かに面白くもなんともない。

それこそただの日本ファンが作ったパロディだ。

しかし、この作品は忠臣蔵をベースに、そしてそこに敬意を持ちながら新しい要素をうまく融合させてる。

言うなれば日本版スターウォーズといったような、アクションも幻想的で日本の地も新たに創造されている。

一見相反する壮大な物語なのに、
点と点を結ぶと忠臣蔵なのが驚くほど面白い。

「切腹」というものを理解できない海外の方は、侍という忠を尽くすという気高さに格好良さは感じないだろうし、
それを知っていても、忠臣蔵と比べてしまう日本人も面白くは思えないだろう。

だから、「映画」としてこの作品だ。
本当に良かった!
はらはらドキドキで、ずっと手汗かいてました笑
ドラゴンが観客に向かって突っ込んで来る映画はクソ映画、の法則。
この映画は開始数十秒でそれがあったのですごく心配になった。

いわゆるマーケティング先行型の映画だった。どこかで観たことのある、あれやっとけ、これやっとけが続くので眠こくなった。

ただ、後半の立ち回りは、やっつけ感が爆走して最高だった。
あるキャラの狂った結末に爆笑した。
なんだったら今でも思い出し笑いするくらい大好きなシーンだ。

俺たちのキアヌは相変わらずピュアでボンクラで好きだった。
仁赤西はとても映画栄えしてて、需要がありそうだと思った。
凛子様はMADE IN JAPANな小悪魔キャラをしっかり打ち出してて、さすがだと思った。

このレビューはネタバレを含みます

冒頭で侍たちが狩ってる巨獣…麒麟を見せることで「これはファンタジーですよ」と高らかに宣誓。
見た目こそファンタジー色の強い日本じゃない日本だけれど、でも「忠臣蔵」の根底にある忠義の物語がしっかりと描かれているので、物語としては違和感は感じなかった。
むしろその武士たちの生き方に対するリスペクトがひしひしと伝わってくるので、日本人としてはこそばゆいw
架空の日本とはいえ、作り手は無知からメチャクチャやっているのではないことも伝わってくるしね。

ハリウッド映画としては、この作品は大河ドラマではなくあくまでエンターテイメント。
そういう意味では中世の伝説や小説を基にしながらもアレンジすることの多い「ロビン・フッド」や「三銃士」と同じような感じか。
日本の講談のネタだった「忠臣蔵」がそれらと同じステージに立てた事実は嬉しい気持ちもあるかな。

出演者は全員英語での演技だったけども、日本人役をきちんと日本人で配役してくれたことも有難いよね。
主演のキアヌ・リーブスは日本人ではないけど、ちゃんと鬼子(原語では混血児)と蔑まれた設定で上手く話に組み込まれていると思う。
多少ありきたりな反目と和解とかという展開もあるけど、アレンジ自体は悪くないよ。
moka1017

moka1017の感想・評価

4.1
忠臣蔵がこんなにも、観やすくエンターテイメントとして華やぐものかと驚かされました。元で慣れ親しんだ方には違和感は感じると思います。
淡々と振り幅が少ない日本ドラマとは違い武士道を少し派手目に表現しているのは、それはそれで観やすいものとなっています。外国からみた日本は少し中国寄りのようです。
この部分をエンターテイメントとして観たら納得。序盤のもののけがヒロインの前に現れる様は、当時のリアリティー感溢れてゾッとするくらい完成度は高いと思います。
TMY

TMYの感想・評価

3.1
日本の時代劇をこの手法でどんどんハリウッド映画化させてしまえばいいと思います。

石岡瑛子な和服を着た登場人物が『もののけ姫』なモンスターハンターをする世界で、妖術にハメられた浅野内匠頭が切腹に追い込まれた為、仇討と立ち上がった大石内蔵助は『パイレーツオブカリビアン』のセットそのまま流用した出島で『300』な怪物と戦うキアヌを引き連れ、モルドールのようにそびえ立つ吉良の城に、まるで特殊部隊のように襲撃する。

要は失敗作の『GOEMON』と狙いは同じ、ですがパワーで押し切っていて何故か完成度が高く、謎の面白さがあります。

真田広之はJACで培ったキレッキレのアクションを披露していて真田のシーンはどこも一見の価値あり。キアヌはノリノリで切腹をし、浅野忠信は演技は棒なのに楽しそうに薄っぺらい悪役を演じていて、なんだかんだ言って見所たくさんの映画でした。

この映画が日本から生まれないのが残念です。
ぴよこ

ぴよこの感想・評価

3.8
2013/12/07
イオンシネマ高崎

割とおもしろい。菊地凛子好きです。全然関係ないけど髪おろしてるキアヌはラストサムライの時のトムクルーズとそっくりでした。