超空間コベ

ゾンビ・リザレクションの超空間コベのレビュー・感想・評価

ゾンビ・リザレクション(2013年製作の映画)
4.0
腐敗した体で人肉を貪るゾンビが人間に戻れることは基本的に無いが、『アンデッド』(2003)や『ウォーム・ボディーズ』(2013)の様に数少ない例外も存在する。
この作品もそのひとつ。

ゾンビ発生源は、主人公であるサイクス博士の開発した軍事用ワクチン。
そう。「ウィルス」ではなく「ワクチン」なのだ。

「理想郷」を目指して移動を続ける数人のパーティ。そこには生存者が何万人と居て、文化的生活を営んでいる“らしい”。

行く先々でゾンビと戦いながらの道中、一行はゾンビの群れの中に、突然変異体ゾンビを発見する。
そのゾンビは、手で触れたゾンビを瞬時に「人間に戻す」という神業的な特殊能力を持つ個体であった。

サイクス博士は、「救世主」的存在として、このゾンビを連れて行こうと試みるが…。

さて、ゾンビの群れの中でいきなり人間に戻されたらどうなるでしょう?
…はい、ご想像通りの惨事となります。☆

そこで救出した生存者の女性も、喰われては生き返り、生き返っては喰われの繰り返しで、そこら中に彼女自身の腕やら肉片が散らばってて、いい加減カンベンしてくれもういっそ殺してくれ状態。

人肉を貪ってる途中で人間に戻されたおばちゃん、ブエエッ!と吐き出してるし。(笑)

宗教的な匂いが漂っている様な、全く漂っていない様な、そんな作品。♪
超空間コベ

超空間コベ