ねぎおSTOPWAR

スパイな奴らのねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

スパイな奴ら(2012年製作の映画)
3.8
今作が長編2作目の監督、ウ・ミノさんは後に「インサイダーズ内部者たち」ってなかなかの名作を、そしてさらに「KCIA南山の部長たち」というしっぶーい良作を撮った方。間にNetflix「麻薬王」もあったね。
だから楽しみに観ました。
テーマは2012年の北のスパイたちの実情・・。
つまり朝鮮戦争から冷戦、でも2000年代に入りキム・デジュン大統領の太陽政策もあり、緊張は解けて来た感もある頃。
何より北の人が南の裕福な実態を知り、南に送り込まれた人々が「北っておかしいんじゃないか?」って思い始めた。
このあたりのって「シークレットミッション」なんて名作もありますよね。
さらに今作はコメディの色を濃く提供。

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すっかり南に溶け込んで・・しかし支援金も少なく日々の生活が大変なスパイたち・・
それが
貿易業:違法バイアグラの販売でなんとか頑張ってるキム課長(キム・ミョンミン)
不動産業のカン代理(ヨム・ジョンア)は母子家庭の娘持ち
FTAと戦う牛農家のウ代理(チョン・ギョウン)
そしてベテランのユン顧問(ピョン・ヒボン)

で、そこに北の上官(ユ・ヘジン)がやってくるわけです。そして久しぶりの暗殺指令!!

彼らに暗殺なんて出来るのか!?・・・

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南に住んでいた彼らにはいろんな”事情”があるわけです。
息子の少年野球での不遇・・そこにいる子の父親は・・
娘の父親は誰なのか・・

これらは半分シリアスに半分コミカルに描かれていく映画です。

ひとこと、面白いですよ!


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