言わいる潜入捜査モノ、しかも主人公がマフィア側に入れ込んじゃうタイプの映画を、対象を環境テロにすると非常に考えさせられる話になってる。
環境テロ団体とか個人的には大っ嫌いで、序盤の怪しい儀式とかまさにイメージ通りの胡散臭さなんだが、彼等のテロ内容とか動機は納得できる…
一方主人公の属す調査会社もいかにも会社然とした対応で嫌気がさすレベル。
このバランスが丁度いい為、ラストのどちらにもNOを突きつける主人公の選択は非常に気持ちがいい。
ただ、やっぱ説教臭く感じる部分が多くて、こういうの苦手な自分にはちょっとマイナスかなぁ