結湖

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャーの結湖のレビュー・感想・評価

3.8
MCU、22作目【アベンジャーズ:エンドゲーム】公開までにMCU全部、おさらいしよう!(訳:ほぼ毎日観ないと間に合わない!未レビューは書いて、レビュー済は追記していく予定です。)

9作目【キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー】
以前のレビューで、キャップとウィンターソルジャーの対決があっさりって書いてたけど、なんで私はそんなことを書いたのか……。(映画館で2回も観てんのに)そうでもないやん。ちゃんとせえよ。
そうだなぁ、今回見返して思ったのは、前作で登場したヒドラが70年後も元気で活動してるどころか、アレだったことに改めて驚かされました。
全然、前作で解決してないやん。それどころか、めっちゃ暗躍しまくりやん。何やってんの。この辺は思うところがあるので、ネタバレにでも。
そして、このまま次作の【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー】ではなく、その次の【アベンジャース:エイジ・オブ・ウルトロン】に即つながるように終わっています。なので、意味深なカットが続いて終わってるので、なんとなくスカッと終わってる印象がなかったのかもしれませんね。
では、次作の【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー】でまた!


<以前のレビュー>
面白かったです!
字幕と吹替えをどちらも見ましたが、今回は展開が速いので吹替えに抵抗がなければ、吹替えの方が頭に入りやすいかもしれません。
というのも、ストーリーがリアリスティックでシリアスなスパイサスペンスアクションにガッツリ傾いていたので、前作や『アベンジャーズ』にあった勧善懲悪的なヒーローモノという要素が低いからかもしれません。
笑いどころも少なく、いままでのマーベル・シネマティック・ユニバースと同じシリーズとは思えない映画になっていました。
キャスティングで誰が黒幕かわかりきってるとは思うんですが、私の記憶する限りここまで真っ黒な完全悪役のイメージがないので、それが新鮮で、しかも名優らしい存在感もあり、とてもよかったです。(むしろ、どんな退場をするのかがとても楽しみだった)
スティーブ/キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)は変わらず無骨で正義感のある好青年でカッコよかったし、なによりキャップでした。
ナターシャ/ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)もカッコよかったなぁ。
ただ、残念だったと思うのはサブタイがウインターソルジャーってなってるのにもかかわらず、キャップとの対立があっさりだったこと。(おそらく、アベ2への伏線なんだろうけども)もっと、ガッツリ描いてもらいたかった。
あと、音楽も重くてよかったと思うんだけど、えらく画面が揺れてて感情が画面から現れてるのはいいけど、バシッとカッコいいショットが少なかったように思えてしまうカメラワークが残念だったなぁ。
しかし、キャップやナタ姉さんの孤独や葛藤が深く描かれてるのはとてもよかったです。
それにしても、クリント/ホーク・アイはなにしてるんだろう?ナタ姉さんが今回グラグラだったのはそのせいなの?なにしてたのかはちゃんとアベ2で描かれるよね!?(というか、全裸で走り回ったりしてないよね!)
2014/04/19:TOHOシネマズ新居浜(字幕・吹替え)
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