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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャーのnaoズfirmのレビュー・感想・評価

4.1

キャプテン・アメリカシリーズ第2作目🎬

ストーリーはニューヨーク決戦後を舞台にシールド内紛に巻き込まれたキャプテン・アメリカとブラック・ウィドウの姿を描いた作品でした。今作はマーベル作品で1・2を争うくらい好きな作品です。冒頭仲間を救うために、テロリストに乗っ取られた大型船へ乗り込んだキャップは、物凄い勢いで敵を次々となぎ倒す、その姿が抜群にかっこいいです。あと、狭いエレベーターの中で繰り広げられる大乱闘も素晴らしすぎました。

中盤出てくるニック・フューリーの車ハイテクすぎました。メンインブラック並でした。また今作の「正義の味方が自分の身内から命を狙われる」という図式は、ベトナム戦争やウォーターゲート事件などを経て国家に不信感を抱くようになった民衆の心理とリンクしていて、自分が信じていたものから裏切られるという「正義のアメリカ」という理想が崩れ去った混沌としたアメリカを表していそうです。歴史が映画に影響を与えていると考えるとすごいですね。終盤、親友とは戦わない姿勢を示すキャップ、記憶は戻らないが彼を救うバッキー、胸から込み上げるものがありました。
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