こぅ

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャーのこぅのレビュー・感想・評価

4.2
アベンジャーズ最終シリーズ2作に起用された
ルッソ監督&脚本家コンビによるマーベル・
デビュー作の【SF・サスペンス・アクション】。

エイジ・オブ・ウルトロンに繋がるという作品という事で鑑賞。

アベンジャーズのメンバー、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)、ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)と長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)は、ある極秘データを盗んだ事で、国際平和維持組織シールドに生命を狙われる。巨大な包囲網を逃れ、逃亡者となった彼らに謎の暗殺者ウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)が立ちはだかる…。

マイティ・ソー バトル・ロイヤルの対極に位置する⁈噂通りで、マーベル硬派編、屈指の出来栄えと認識。(相変わらずご都合主義の強引な脚本に目を瞑れば。)

アベンジャーズ、マーベル抜きに観ても、充分Miシリーズなど同等レベルの骨太サスペンス・アクションとして面白い。
と言えるのも、アイアンマンらが不在で、キャプテン、ウィドウの生身の人間を主役としたアクションな為、ほぼ【肉弾戦】に従事しているからだ。

始まりから息もつかせずでは無いシークエンスが良い。
それもダラダラでは無く、程良いテンポで本題に滑り出す脚本。
そのキャプテン、ウィドウのファイト、特にキャプテンは、アベンジャーズ以上のキレっぷりを見せ惚れ惚れだ。(自身のタイトルだから当たり前⁈。)

ニックへの襲撃激闘シークエンスもアベンジャーズ・シリーズでは見られない見所に。
ただ、ニックの発した「誰も信じるな。」の展開を活かせて無いのは残念。

そして、これは個人的問題なのか、ちゃんと順番通りに観てないせいか、あるどんでん返し⁈見所の結末が分かっていて折角の緊迫感がスポイルされてしまった。

新キャラのウィンター・ソルジャー、ファルコンの登場のさせ方は上手かった。


エンドロールまで観て、エイジ…への繋がりネタも得た。
こぅ

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